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見えないところで、ひたむきに生きる美しさ
咲いた花にばかり注目してしまうけれど、
根幹には、毎日流動的に成長する蕾(つぼみ)の姿がある。
その姿に同じものはなく、状態によって見え方も形も変わる。
人間でも同じことが言えるのではないでしょうか。
蕾のように目立たないけれど、ひたむきに生きる営みが人間にもあり、
性格も見た目も違えば、感情もベクトルも変わる。
そんな人間・蕾の営みの美しさをカタチに込めました。
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身近な存在だから気づく、尊い些細なできごとに
感謝やお礼を込めて、自分の中で輝く、一等賞の存在へ贈る。
日常に溶け込む、ささいなことを讃えるトロフィーの提案。
素 材:ヒノキ
塗 装:オスモカラー
サ イ ズ :大 W80×D80×H200
中 W65×D65×H200
低 W90×D90×H180
制作協力:つぼみ(上部) 株式会社 挽物所639 様
土台(下部) 西洋木工ロクロ作家 井上 重信 様
下方から見たつぼみ
土台の中に、手紙を添え、贈る仕様
配置イメージ
配置イメージ
心のこもった手紙読ませていただきました!。ありがとうございます。木目の美しい蕾、落ち着いた紅色のトロフィー。この三年間の全てが詰まった作品だとわかりました。やり遂げて静かで落ち着いた気持ちが、確かに伝わってきます。とても良い作品、完成おめでとう!お疲れ様でした。会場で見たかったです。
プレゼンの時と何が変わったんだろう?台とか色とか?すごく華やいだトロフィーらしい情感がでたように思います。
並んだ時のバリエーションが美しくもかわいくて、これがたくさんあると、その形ごとに良かったこと思い出が可視化されて、温かい気持ちになりそうです。