P18

快適な低座生活

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「調査」
現代コロナ渦のなか人々の生活スタイルは家で過ごす時間が増加し、
テレワークで仕事も自宅でするひと、外食、屋外で遊ぶことの減少様々です。
日々過ごす自宅の空間にいる時間が増えたからこそ、
今の生活空間を、更に質の良い物にするべきでないか
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「発見」
今回の制作に取り組む中で「低座」と言う姿勢や様式を知りました。
低座:テーブルが低いと椅子も低くなるので、足つきが良くなり様々な姿勢が取れるため、ソファがいらなくなりスペースが広がる。子供やペットの目線も近くなる。
これらの良さを活かし、生活のメインスペースになりうるものを作りたいと思い、
『低座椅子』の制作に取り組みました。
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「作品説明」
今回テーマを『低座椅子』として椅子の座りやすさを追求しました。
主な工夫として
・座りやすさの規定を保ちつつ、地面に近づけています。
・軽10パーツからなる様々なシーンにマッチしやすいシンプルなデザイン。
・座角を110°にすることによりリラックス効果を上昇させ、
・座面では枠組にベルトを巻くことで沈み込み、座り心地を向上しています。
・背の部分では強度をもたせるため横付けとあいがきを採用しています。
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西洋様式が進む現代の日本人の全ての人へ


材質:エゾ松   H561×W480×D775

クッション素材 ・スムースニット
        ・キルト
        ・綿
        ・ウレタン
        ・硬質ウレタン
        ・マット材
            
            

  • 全体モデル

    全体モデル

  • 使用シーン

    使用シーン

  • 背面

    背面

動画作品

展示ブース

One thought on “P18

  1. 低座生活、視線を低くすることによって変わる生活。というコンセプトはとても良いと思うのですが、生活がどう変わるのか、どんな利用者を想定されているかなど人に関わる説明が全くされていない点がとても残念です。
    座り心地や背もたれの角度の検討は、イスの製作者にとっては最低限押さえるべき点であり、やって当たり前です。その座り心地、角度がどうコンセプトに合っているかを説明しないのは単なる自己満足。

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