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久能コミュニティ×観光ステーション

静岡市屈指の観光地である久能山東照宮。
しかし、その正面入口であるはずの表参道はアクセスの悪さから人足が減り、廃れつつあります。
そこで『人と時・日常と非日常を紡ぐ駅空間』をコンセプトに、地元の人々の生活インフラを支え、
かつ久能観光を盛り上げてまちづくりの中心となる、そんな駅空間を提案します。

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  パース①　正面（駿河湾海岸側）から［正面を走る国道150号線は車通りが激しく、信号の間隔も広いため、海岸側の道路と二階デッキテラスとを直接行き来できる歩道橋を設ける。］

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  パース②　国道150号（久能街道）側から［道路への圧迫感を減らすためと、津波による浸水を防ぐため、一階部分はピロティ構造とした。］

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  S＝1/100 模型正面［外観は静岡の伝統工芸品・竹千筋細工をモチーフにしたデザイン。太い柱で支えるのではなく、細い丸柱を多用することで、縦の直線と横の曲線がより美しく見えるよう意識した。］

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  S=1/100 模型横から

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  【1FL】バスターミナル［久能観光の拠点となり、地元住民の生活インフラを支えるターミナル空間］

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  【1FL】オルタナティブトイレ［幅広い人が利用しやすい施設にするため、施設の正面入口である一階には、ジェンダーの枠を外し、誰もが用途に合わせ自由に選べるトイレ《オルタナティブトイレ》を設けた。］

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  【1FL】ドックラン［人工芝の広々としたドックラン。手前半分は屋根のある半屋内、奥半分は日の当たる屋外とし、小雨くらいであれば利用できるようにした。］

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  【2FL】サイクルインタラクトホール［サイクルツーリスト、サイクリスト達のための交流・休息空間］

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  【2FL】二階デッキパース

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  【2FL】サイクルスタンドデスク［自転車の盗難の恐れを気にせず、サイクリスト達が交流や愛車自慢に花を咲かせられるよう、自転車に乗ったまま休息がとれるデスク付スタンドを設置した。］

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  【2FL】シャワー室・仮眠室［サイクリングやジョギングを楽しむ人達や、国道を走る長距離ドライバーなどが快適に休息を取れるよう、個室型のシャワー室と仮眠室を設けた。］

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  【3FL】ユニバーサルコミュニティホール［久能の地に訪れたあらゆる人のための、交流・休息・災害時避難空間］

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  【3FL】畳スペースパース［駿河藍染めの畳を円弧の窓に沿って配置し、眼下に臨む駿河湾の濃い青色の波を表現。畳で寝転ぶもよし、スタンドデスクで座って海を眺めるもよしの休息空間］

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  【3FL】災害時の避難空間［久能は津波や土砂崩れの危険が高い地域。加えて近隣の学校や公民館は老朽化が激しく安心して避難ができない。そこで、災害時にはこの施設を一時避難場所として利用できるよう、ホールは広々と空間を確保した。］

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  【RFL】空中庭園・展望広場［久能山東照宮の分霊社に見守られながら、おだやかに駿河湾を見渡せる展望空間］

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  【RFL】屋上各オブジェクトパース

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  【RFL】久能山東照宮分霊社［足の悪い方など本殿まで参拝するのが難しい方や、毎日の習慣として手を合わせたい地元住民のため、久能山東照宮の分霊社として本殿を仰ぎ見る方向に鳥居を設けた。］

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  【RFL】芝生広場［裸足で芝生を楽しむ、子どもたちのための広場。遊具などはあえて設けず、芝生の感触や周囲の景色を楽しむことで五感を養う。］

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  【RFL】エディブルガーデン［育て・見て・食べて楽しむことのできる庭。地元の農家さんの協力を得ながら近隣の学校の子どもたちで育て、観光客などに販売することで、地域と連携しながら食育を学ぶことができる。］

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  【RFL】マルチパーパスステージ［近隣学校の部活動の発表会や、小規模のイベントなど、様々な用途に使えるステージ。観覧席はあえて設けず芝生を敷くことで、ピクニックのような和やかな気分で観覧してもらえるようにした。］