環境破壊が産んだ世界

タイトルの通り、今ある環境破壊が、進んでしまった世界で生きる人達や生物達をイラストにし、展示しようと思っています。そのイラストから、環境破壊の深刻さを知るのと同時に、環境破壊には、人為的な要因があり、それが自分に該当しているかもしれないという罪の意識を持っていただければと思っています。モチーフとする環境問題は３つで、食品ロス、海洋汚染、森林破壊です。１点目のイラストは、食品ロスに伴い、貧困問題が進んだ世界です。この世界では、貧富の差が激しく、貧しい人々はその日の食べ物や飲み物を探し、飢えに苦しんでいます。
2点目のイラストは、海洋汚染が進んだ世界です。この世界では、海洋ごみが増え、海の生物の生きる場所が無くなってきています。汚染された海は、美しい人魚の体を蝕み、魚は海洋ごみを食べてしまい、さらにそれを食べた魚は、消化しきれず死んでしまいます。
3点目のイラストは、森林破壊が進んだ世界です。森林破壊は、農地の開拓や、土地の解放のために伐採され、しまいには火をつけられてしまいます。森林火災によって、絶滅していく動物達。生きる場所を燃やされ、家族を失っていってしまいます。

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  僕らの住む街の人々は、ゴミ箱から食べ物を漁るほど、飢えに苦しんでいる。 120億人分の食料が生産されている中、何故僕らはこんなにも苦しいのだろう？ 捨てられた食べ物、お菓子、飲み物。それら全てを集めたら、一体、どれだけお腹いっぱいになれるだろうか？

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  この海は、人間が捨てたゴミ達でほとんど埋まっている。 その海は、僕らの体を蝕み、僕らの食糧は、食べても消化しきれないほど汚染されていた。 これが続けば、僕らの生きる場所はどうなる？ 痛くて、苦しくて。僕の体は、ずっと痛いまま？

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  僕の家族は、人間に殺された。 人間達は、土地の開拓の為に、僕らの森を切り落とし、しまいには火をつけることさえあるのだ。 僕らの帰る場所が、無くなっていく。 僕の仲間は、あとどれくらい生き残っているの？